打ち合わせが苦手。

打ち合わせの多い1日だった。僕は基本的に打ち合わせが好きではないし苦手である。自分1人で黙々とやる作業が好きだ。ディスカッションを通じて何かを決めたりするよりも、決まった事をやる方が性に合っていることが最近ようやくわかってきた。でも、それではいいお給料をもらうこともできない事はわかっているので、無理矢理自分の苦手な領域に仕事の範囲を広げている(というより立場が変わって範囲を広げざるを得なかった)。

何でこんなに打ち合わせが嫌いなんだろうと考えてみると、究極的には自分の無知、無学を晒したくないという防御によるものなんだと思う。これは打ち合わせに限らず、自己開示能力が低いことにもつながっているように思え、自分としてはとてもしっくり来ている。どうしても、自分のプライドを捨てることができないのだ。

変なプライドを捨てて、周囲を頼ることができたらどんなに楽だったか。と思ったが、周囲を頼る自分を想像してみると、それはそれでしっくりこない。周囲を頼らないのはプライドだけではなく、自分1人でゴールまで辿り着いてみたい、という欲求も絡んでいるようで、これはこれで厄介である。

どうやら、僕はこの二重の枷をはめながら、社会人として渡り歩くのが当面の進む道のようだ。いつか、この枷を外して自由を感じることができるだろうか?そのために何が必要なんだろう?枷が外れた人生はさぞかし軽やかに感じられるだろうなあ。